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岡本真夜の曲の盗作問題をめぐって [音楽ネタ]

上海万博PRソングが岡本真夜の「そのままの君でいて」の盗作だと世間が騒いでいる。各フレーズを比べてみると確かに全体的に共通点が多く、おそらく岡本曲をパクったのは事実なんだろう。

まずはYOUTUBEにあがっている下記参考音源を聴いてみましょう。
上海万博のテーマソング、岡本真夜の曲のパクリ疑惑

両方の曲を聴き比べて全く同じフレーズとするには違和感を感じる部分もあるのでその点を述べる。

最も引き合いに出されているのはサビの部分。岡本版の方の「Aもっと自由に」「Bもっと素直に」の両フレーズは同じコード進行の繰り返しだが、上海版の方はBフレーズ目でコードが展開している。上海版の方が一般的なポップスの音運びだ。良く言えば自然。悪く言えば月並みでどんな曲にでも登場する和声進行。似たようなコード展開は例えば「恋におちて-Fall in Love-」のサビの部分でも聴くことが出来る。
恋におちて-Fall in Love- 徳永英明
他にも同じような例は山ほどあるだろう。逆に言うとフレーズの不自然な繰り返しをしているのは岡本版の方で、それこそがこの曲の個性というものなのだろう。「あれ?」と思うのがかえって長所なのだ。個性を没個性にすることを世に改悪という。

山下達郎のラジオ番組「サンデーソングブック」で10年ほど前、「似たもの 盗作 パクリソング」特集というのをやったことがあったが、そこで山下氏は「ポップミュージックはパターン音楽なので引用はアタリマエ。そこを暗黙の了解と考えないのは無粋。」というような意味のことを語っていた。私も山下氏に賛同する。ネット上をにぎやかす「パクリ問題」は、どうでも良いものだったりつまらなかったりするものが多い。叩く気にもなれないのである。例えばパッフェルベルのカノンの和声進行を下敷きにした曲は世の中にどれだけある?

ただ、今回の騒動でややこしいのは中国と日本のナショナリズムを引きずっている点である。一歌手である岡本真夜が国を背負うようなポジションに無理矢理引きずり出されるようなら彼女だって迷惑するだろう。一般的なポップスの場合、フレーズやリズムパターンやコード進行の引き出しが限られている。無理にそこから脱却するのなら無調や12音音楽に基づいて歌作るしかない。プログレなど一部に現代音楽の手法で書かれたポップミュージックもあるようだが、少なくともそのような曲は一般的ではない。トータル・セリエリズムの手法で書かれた曲でオリコンチャートインとかいう話は聞いたことがない。あくまで一般論の範囲で述べるが、ポップミュージックが何かに似てしまうのはアタリマエ。で、各論として述べると、外国人にパクられたとて国を背負ってケンカする必要はない。岡本真夜さんの「光栄です。」のコメントは素敵でした。それを見習いましょう。



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やくしまるえつこが素敵 [音楽ネタ]

私はJPOPSをあんまり聴かない人間なのだが、NHKFMのサウンドクリエイターズファイルという番組をたまたま耳にして「おや?いいじゃん」と思ったのがやくしまるえつこ女史である。番組途中に聴き始めたところ何やら朗読のようなことをしていたので、最初音楽番組だと思わなかった。「この女性は何をしてる人?声優さん?」と思って調べてみると相対性理論というバンドのヴァーカルなんだとか。取りあえずYOUTUBEやニコニコ動画で入門中。音楽もいいけど朗読がいいね、この人は。

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伊奈かっぺいのラジオはあなどれない(上々颱風編) [音楽ネタ]

ただいまRABラジオ「伊奈かっぺい・旅の空うわの空」を聴取中。この番組はローカルタレントによるローカルなラジオ番組なわけだが、時々全国放送のラジオでは取り上げられないような超レアな楽曲を放送したりするので油断ならない。例えば、5〜6年前ぐらいに放送された「天然の美」特集。こんにちではサーカスやちんどん屋で知られている三拍子のアレである。(元は佐世保女学校の教材)かねてより日本の洋楽受容史について興味があったのだが、何せ音源資料が少ないのでこのような放送は非常にありがたい。「旅の空うわの空」は音楽番組ではないのだが、時々音楽マニアが歓喜するようなテーマを取り上げるのでなかなかあなどりがたい。

今日は「上々颱風」(しゃんしゃん たいふう)なるグループについてやっているところ。私が単に無知だっただけなのかも知れないが、このグループ名は今日初めて知った。平成狸合戦ぽんぽこの音楽を手がけていたらしいので、一般には知られた存在なのかも知れないが。。。

自分へのメモ用に今日放送され印象に残った曲をここに引いておく。
愛よりも青い海

グループのコンセプト(アジアや沖縄をベースにおいた無国籍音楽)は特に目新しいものではない。だけど妙に我々東北人の琴線に響く歌声&サウンドである。ヴォーカルのひとりの白崎映美さんは山形は酒田の出身とのこと。東北民謡の歌唱法が何%か混じっているのかも。

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フローラン・シュミットとシリル・スコットを聴く [音楽ネタ]

たまには音楽ネタも書こうと思う。とりあえず最近聴いた二枚だけ。

一枚目。
【NAXOS】フローラン・シュミット管弦楽曲集(輸入版)
Florent Schmitt: Orchestral Works
ラインランド=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団
Rheinland-Pfalz State Philharmonic Orchestra
レイフ・セーゲルスタム (指揮)
Leif Segerstam

1 アビサグの踊り danse d'Abisag Op.75
2 ヴァイオリンと管弦楽のためのアベッセ habeyssée, suite pour violon et orchestre Op.110
3 夢 rêves Op.65
4 交響曲第2番 Symphony No. 2, Op. 137

吹奏楽関係者にはもっぱらディオニソスの祭りのみで知られている作曲家。今年の吹奏楽コンクールでは東北代表の高校二校がシュミット作品を取り上げた。磐城高校の爆速ディオニソスは痛快だったし、秋田南高校の交響曲第二番は賞はともあれ興味深く面白い演奏だった。私は今までそれほどむきになってシュミットを聴き込もうと思ったことはないのだが、秋田南の方は知らない作品&気に入った作品だったので某輸入業者を通じて入手した。(この手のCDは届くのに恐ろしく時間がかかる。一ヶ月は覚悟した方がいい。)交響曲第2番は第3楽章までの作品。「ん?途中から秋田南のとは曲が違うぞよ?」と思ったが全部聴き終えて納得した。秋田南の演奏は第一楽章の途中から第三楽章の後半に飛んでいる。「やっぱコンクールだよなぁw」と思わず苦笑。盛り上げて終わらせるためには何だってするんだよな。シュミットは最近再評価が進んでいるらしいが、取りあえずお気に入りになった交響曲第二番だけをリピートして、ムキになって音源集めしないことにする。このCDでは交響曲第二番以外には「アベッセ」という曲が気に入った。ディオニソスっぽい作品がお好みの方には「アビサグの踊り」がお勧め。

二枚目。
【MACO POLO】C.スコット:夜明けの歌/ナポリ人の狂想曲
マーチバンク指揮/南アフリカ国立放送公社交響楽団
1 ナポリ風の狂詩曲 Napolitan rhapsody Op.77
2 3つの舞曲 three danses Op.22
3 アイルランド民謡の主題による2つのパッサカリア two passacaglias on Irish theme

シリル・スコットについてはつい最近まで存在を認識していない作曲家だった。いや、代表作の一つの「蓮の国」に関しては聴き知ってはいたが、スコット作曲ということはグレインジャーつながりで知ったのである。いやもっとはっきりと白状すると、グレインジャー作曲だと勘違いしていた。今回この音源を入手したのもグレインジャーつながりである。お目当ては「3つの舞曲」の一曲目。この曲をグレインジャーが二台ピアノ用に編曲し、スコットとともに演奏した時のピアノロールがようつべにあがっている。これを聴いてからシリル・スコットに興味を持った。これも最初はてっきりグレインジャー作曲かと思ってしまった。どことなく、組曲「早わかり」第一曲「到着ホームでうたう鼻歌」に雰囲気が近い気がしたもので。

興味がある方はこちらを聴いていただきたい。

スコットについて言えば、今のところ3つの舞曲の第一曲目だけが超お気に入りの作曲家に過ぎないが、グレインジャーと接点のある部分にから始めておいおい聴き込んでいこうと思う。でも「イギリスの印象派」という区分は違うと思うなぁ。というかディーリアスについてもそう思うわけだが。

以上チラシの裏っした!





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典礼と献呈 〜秋田南高校讃 [音楽ネタ]

このブログではくどいほど「吹奏楽にゃもう興味ねぇよ!」と強調しているが、実際の所はみっともないほど未練たらしい想いを吹奏楽に抱いており、知人の活躍の噂を聞くと正直うらやましくて仕方なく、一人寂しく布団を噛んで泣いている。津軽衆の反骨精神から素直になれないでいるだけの話だ。そう。白状すると、吹奏楽にはまだどうしようもない恋心を抱いている。(別れて遠くから観てるだけだから愛じゃなく恋だ。)「あーあ、某N団のY先輩なんか全金取るし、邦人CD出すし、さぞかし楽しんでるんだろーなー。。」など、あーたらこーたらと、どうしようもないひがみ根性を持つに至っては、自分の人間のちっちゃさにつくづくイヤになる。今回はそんな風な私の吹奏楽への想い入れの中で、私の高校時代に一番影響を与えた団体である秋田南高校の話をしようと思っている。

秋田南高校の全盛期は私の青春時代と重なっている。ちなみに私の最後のコンクールは予選落ちで終了した。その1週間後好きな女の子にも振られた。後者はともかくとして、前者に関してはくすぶる想いを抑えきれず、授業をサボって、OBの先輩の運転で東北大会を聴きに秋田市まで出かけた。ようやくあこがれの秋南サウンドを間近で聴けるのが嬉しい反面、同じステージに立てないという現実が悔しくて、泣きそうで、同じくサボって付いてきた悪友とはマトモに顔を合わせられなかった。その年は今は亡き高橋紘一先生が指揮をされた最後の年であった。あまり詳細に書くとトシがバレるので自由曲などは記さない。ちなみに小林先生の花輪高校はシチェ、、いや、やはりよしておこう。この時代は既に高校の東北全盛時代が過ぎていたが、それでも生で聴けたのは嬉しかった。後年ブレーン社から発売された「レジェンダリー」シリーズの秋田南高校編はこの時代の演奏も一部含んでおり、現在に至るまで私の愛聴盤である。

その後花輪高校の小林先生が秋田南高校に転任され、そこでも名演を残され、再び鹿角に戻られた辺りから私の熱は急激に冷めていた。新しい顧問の先生がラヴェルやベルク(!)やデュティーユ(!)をひっさげて新しい試みに取り組んでいたのは噂には聞いていたが、コンクールに足を運ぼうとかCDを購入しようとかは思わなかった。いや、正確に言うと断片的には聴いてはいたが、かつて吹奏楽小僧だったころのように、「全部CDを集めて聴いてやろう。」とはしなかった。年を重ねたせいだ。吹奏楽部はあくまで現役のためにあると今でも思っている。「栄光よ再び。」などと一方的な思い入れで過干渉にはなるのは悪いOBの考え方だ、といった妙な自制心を働かせていた。CD聴くぐらい誰にも迷惑かけるわけじゃないのにね。

ところが、最近ニコ動にけしからん方法でうpされた「ある二つの曲」で私の吹奏楽熱にぽっと小さな火がついた。ある曲の一つは今年の秋田南高校の自由曲である。今一つは天野正道氏によって書かれた高橋紘一先生への追悼曲である。知っている人にとってはイマサラな話なので詳細は書かない。その追悼曲のラストは高橋紘一先生が振った自由曲の断片が浮かんでは消える作りになっている。そう。ここを聴いてまた火がついちゃった。この作品は「HOMMAGE」という秋田南高校の演奏が収録されているCDに収録されているとのこと。で、買っちゃいましたわ、そのCD。ついでに「Celebration」というラヴェルを自由曲として取り上げてたころのCDも。残念なことに自由曲の断片の箇所は版権の関係でカットされており、5金特別演奏の時演奏された天野氏自身の作品JEUXⅢで終わっている。JEUXⅢが収録された5金団体のLPは今まで何百回聴いただろうか?もう一つの南高校への強い想いもあるけれども。



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P.グレインジャー「吹奏楽のための編曲集」 [音楽ネタ]

私は吹奏楽から足を洗って久しい人間だが、時たま吹奏楽の曲を聴くこともある。ただし吹奏楽コンクールではまず演奏されないだろうと思われるものばかりで、現役でやってる人とはほとんど話が合わないと思う。私にとっての吹奏楽はリスニングの対象であって、もはや演る対象ではない。だから12分で収める必要もなければ大編成である必要もなく、ただ聴いて面白ければ良いのである。P.グレインジャーは私が学生のころからずっと関心を持ち続けている作曲家(演奏家)であり、CHANDOSのグレインジャーシリーズは私が大学を出てからずっと追っているCDである。今回購入したこのアルバムは昨年久々にリリースされたもの。クラシック音楽の編曲作品が中心だが、その徹底した非コン厨的レパートリーに大いに気に入った。

 1 作曲者不詳:乙女は天使に
 2 マショー:バラード 第17番
 3 ジョスカン・デ・プレ:ラ・ベルナルディーナ
 4 カベソン:ドリア旋法による前奏曲
 5 フェラボスコ:4つの音符のパヴァーヌ
 6 ジェンキンス:5声のファンタジー第15番
 7 C.P.E. バッハ:行進曲 ニ長調 H. 1(BWV Anh. 122)
 8 J.S. バッハ:「われは善き羊飼いなり」 BWV 85
 9 J.S. バッハ:「おお人よ、汝の罪の大いなるを嘆け」 BWV 622
10 リスト:ハンガリー民謡の主題による幻想曲 S123/R458 「ハンガリー 幻想曲」
11 フランク:3つのコラール - 第2番 ロ短調 M. 39
12 フォーレ:2つの歌曲 Op. 3 - 第2番 トスカナのセレナード
13 グーセンス:2つのバラード Op. 38 - 第1番 民謡
14 パーカー:4つのミュージカル・スケッチ - 第2番 ダウン・ラングフォード・ウェイ

この中ではハンガリー幻想曲が一番面白かったかな。コンクールどころか演奏会でもまず取り上げないだろうね。

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島根県大田市立第三中学校吹奏楽部 [音楽ネタ]

私はもう吹奏楽をやらなくなって久しいし、コン厨(コンクールマニア)であった過去を恥じてるし、今や学生さんの吹奏楽部の動向などにはほとんど興味はないのだが、たまたまようつべで面白い動画を見つけたので触れることとする。その前に個人的な話を。。。

年齢を重ねるごとにオケにせよ吹奏楽にせよ大編成大音量の演奏は聴いてると気疲れするようになってきた。素材が良質で仕組みさえ面白ければ小編成またはソロであっても構わないという感じである。シンプルなものを好み、大仰なものには辟易している。数年前、所さんの笑ってコラエテで「吹奏楽の旅」という高校吹奏楽の特集番組をやっていたが、なんかどの団体も必死過ぎてひいてしまってた。学生さんだから一生懸命になるのはいいことだし、ひたむきな姿に感動もするんだけど、顧問の先生や生徒さんたちの気持ちがピュアな分だけこっちは気疲れしてしまっていた。要するに私は成人して悪党になったのだ。昔はあんな感じの吹奏楽小僧だったくせにね。 感動を伝えたいという思いが強くなると、勢い表現はおおげさになる。そのような音楽はたまに触れる分にはいいのだけど、日常的に聴くうちには入らない。(そんなことを言いながらも今までためた吹奏楽コンクールのCDは全く処分してないんだけどね。)学校を卒業した後もその延長でやるのはいかがなものかという思いがあり、私は一般バンドではほとんどまともに活動したことがないし、これからも入らないだろう。

自分の話が長くなった。さて、話題は散々文句を言った吹奏楽コンクールの件である。 島根県大田市立第三中学校というバンドは私は全く知らない団体である。島根の吹奏楽といえば出雲市という世代の人間ですから。たまたまようつべで観たその演奏は、

いや、実際観ていただく方が早いと思う。

大田三中 吹奏楽部

私は別に持ち替えがアクロバチックであることを評価しているわけでない。そういうのは京都の某高校が凄いことやってるし。もちろん上手い下手の問題でもない。といって少人数で頑張っているから感動的だとかいった単純な話でもなく。ううん、なんて言うかな、この演奏って一人一人の力量や個性が分かるじゃないですか?しかも誰も無駄なことをしてない。 吹奏楽の場合大編成だと個人は埋没してしまう。といって単なる管楽器アンサンブルだと表現の自由度が劣る。なんか可能性を感じるのですよ、この演奏って。上手く言えないけど。言う気もないけどw

あんまり吹奏楽のこととか書くとムキになりそうだから、この辺でやめておく。

 


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秋は音楽鑑賞(湯巡りサボリの言い訳で) [音楽ネタ]

新型インフルエンザの脅威のこともあり、この夏はあまり遠出しなかった。温泉探訪もサボリがちで近場で済ますことがほとんどだった。そうこうしてるウチにあっという間に秋。湯巡りの秋としたい所だが、まずは芸術の秋にしようかと思っている。さて何を聴こうか。取りあえず熊木杏里を。「春隣」はここ数年来の熊木の楽曲の中で名曲中の名曲で、今年の桜の季節にはこの曲ばかりリピートしていた。さらさらと心地よく泣ける曲だ。歌い方の引き出しがそれほど多くないので長く聴いていると飽きがきてしまう熊木の音楽だが、ハートに直撃した時の破壊力は強い。全く同じことが奥華子にも言える。んでも恋愛否定論者の私としては熊木の方が長くつき合えるかな?最近仕事の関係で奥華子そっくりの女の子と会ったのだが、あんまり可愛かったので奥華子のアルバムもiPod touchに放り込んでいる。「あなた」とか「すき」とかが歌詞にあるとどうも反骨精神が鎌首をもたげてくる私だが、夏のうすーい萌え思い出を胸に刻むために、取りあえずもう少しだけiPod touchの中に置いておこうと思う。ってどこが芸術の秋だよ?

熊木杏里「春隣」

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マーシュ・マロウ「ミングルマングル・マーシュ」が素敵 [音楽ネタ]

丸尾めぐみ、落合さとこ、高田みち子、猪野洋子、上野洋子の5名からなる女性コーラスユニット「マーシュマロウ」のセカンドアルバム。私はこのブログで何遍か述べているが上野洋子女史の大ファンであり、上野女史周辺の仕事はなるべく追うようにしている。(ただしアニメやゲーム音楽関係についてはあまり熱心にフォローしていないが。)収録曲は7曲だけ。民話風歌詞。民族音楽的素材。器楽控えめのアレンジ。どの曲も、幻想的で、可愛らしくて、すてき。ここ最近買ったCDの中では一番のお気に入りになりそう。

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ようやくのれんわけを入手す [音楽ネタ]

ZABADAK93年の日比谷公会堂での「のれんわけ」ライブのDVDをようやくamazonにて入手した。私は遅れてきたZABADAKファンである。きっかけは5年ほど前に古楽ポップスのVITANOVAを知ったこと。たまたまOpusというベスト盤を聴いて上野洋子の美声にしびれた。それからは上野洋子の仕事を遡及するような格好でZABADAKに行き着いた。「のれんわけ」の当時、私はまだ大学を出たばっかりのクラヲタであって、プログレにもアイリッシュにも全く興味はなかった。いや、民俗音楽はバルトークやグレインジャーつながりで結構好きだったから、ハマる下地は出来てかもしれない。ようつべやニコ動でうpされているのでライブの内容はだいたいは知っていたが、やはり高画質で鑑賞すると感動ひとしおである。早速iPodにぶちこんでリピート鑑賞している。特に第二目「砂の扉」のクオリティの高さに涙が出た。上野洋子も吉良和彦も小峰公子も若い! 小峰公子といえばkarak。最近karakをニコ動で聴いてすっかり気に入ってしまった。斉藤ネコの弦楽四重奏とのコラボアルバム「Palette」は持っているが、karakはザバ以上に音源が手に入りにくい。 うーむ困った。ずるをしなきゃ稀少音源を聴けない状況ってのもなんだかなぁ。

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