島根県大田市立第三中学校吹奏楽部 [音楽ネタ]
私はもう吹奏楽をやらなくなって久しいし、コン厨(コンクールマニア)であった過去を恥じてるし、今や学生さんの吹奏楽部の動向などにはほとんど興味はないのだが、たまたまようつべで面白い動画を見つけたので触れることとする。その前に個人的な話を。。。
年齢を重ねるごとにオケにせよ吹奏楽にせよ大編成大音量の演奏は聴いてると気疲れするようになってきた。素材が良質で仕組みさえ面白ければ小編成またはソロであっても構わないという感じである。シンプルなものを好み、大仰なものには辟易している。数年前、所さんの笑ってコラエテで「吹奏楽の旅」という高校吹奏楽の特集番組をやっていたが、なんかどの団体も必死過ぎてひいてしまってた。学生さんだから一生懸命になるのはいいことだし、ひたむきな姿に感動もするんだけど、顧問の先生や生徒さんたちの気持ちがピュアな分だけこっちは気疲れしてしまっていた。要するに私は成人して悪党になったのだ。昔はあんな感じの吹奏楽小僧だったくせにね。 感動を伝えたいという思いが強くなると、勢い表現はおおげさになる。そのような音楽はたまに触れる分にはいいのだけど、日常的に聴くうちには入らない。(そんなことを言いながらも今までためた吹奏楽コンクールのCDは全く処分してないんだけどね。)学校を卒業した後もその延長でやるのはいかがなものかという思いがあり、私は一般バンドではほとんどまともに活動したことがないし、これからも入らないだろう。
自分の話が長くなった。さて、話題は散々文句を言った吹奏楽コンクールの件である。 島根県大田市立第三中学校というバンドは私は全く知らない団体である。島根の吹奏楽といえば出雲市という世代の人間ですから。たまたまようつべで観たその演奏は、
いや、実際観ていただく方が早いと思う。
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大田三中 吹奏楽部
私は別に持ち替えがアクロバチックであることを評価しているわけでない。そういうのは京都の某高校が凄いことやってるし。もちろん上手い下手の問題でもない。といって少人数で頑張っているから感動的だとかいった単純な話でもなく。ううん、なんて言うかな、この演奏って一人一人の力量や個性が分かるじゃないですか?しかも誰も無駄なことをしてない。 吹奏楽の場合大編成だと個人は埋没してしまう。といって単なる管楽器アンサンブルだと表現の自由度が劣る。なんか可能性を感じるのですよ、この演奏って。上手く言えないけど。言う気もないけどw
あんまり吹奏楽のこととか書くとムキになりそうだから、この辺でやめておく。
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