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聖地巡礼 恐山2018春 [地元ネタ]

ここのところ2010年公開のアメリカスペイン合作映画「星の旅人たち」(The Way)を観たせいで「俺も聖地に行かねば」という強迫観念に取り憑かれてました。

この映画はスペインの聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼途中で亡くなった息子の代わりに父親がその旅を引き継ぎ、その道中3人の仲間を得て徐々に固く閉ざした心を開いていくという話なんですが、このようなロードムービーに最初から興味があったわけではありません。

きっかけは最近にわかファンになっていたベログエト (Berrogüetto)の曲がこの映画で使われているのを知ったからです。ベログエトはスペインガリシア地方のトラッドバンドなんですが、2014年にはすでに解散しちゃってたらしいです。いっつも後追いなんですよ、私って。それはとにかく5月に入ると「ベログエトを聴きながら巡礼したい!歩きたい!」という強い思いにかられていました。

どこに行こうかと考えつつ、自分の中の聖地の定義というのを考えてました。聖地というのは元々は宗教との結びつきが強い特別な場所を言いますが、今年取り壊しの決まった普門館も「吹奏楽の聖地」なんて言われてたり、その人の立ち位置で色んな解釈ができるようです。例えば温泉ヲタクなら草津とか鳴子を聖地にしたって構わないわけです。でも今さら温泉地を聖地にすんのもなぁ...私の場合別の視点も加えておかないと。

というわけで、以下の点を含むものを自分の中の聖地にすることにしました。

・生と死が隣り合わせになっていて、生者が死者と出会えるような場所。

・自分のその時の思いや気持ちを土地に預けておき、それを再訪時に見直すことができる場所。

・荒涼とした風景と清浄な風景が同居している場所。

・何らかの宗教が関係している場所。(ただしその限りではない。)

・良質な温泉があり観光も出来る場所。

ざっと自分に関係したことがある土地を思い返してみたんですが、登別、恐山、玉川温泉、川原毛地獄なんてのが浮かびました。自分の思いを預け回収するとなると今後の人生で滅多に行けないような場所だとダメですし、温泉や観光メインだと聖地巡礼とは言えないし、今回は月並みではありますが恐山を巡礼先にすることにしました。

今後聖地巡礼シリーズを書くとしても温泉ネタに触れることは極力我慢したいと思います。実は恐山は去年の秋に行ったばかりなんですけどね。ブログにもちょくちょく書いてるし。取り上げておいてなんですが今回恐山についてあらためて特筆することは何もないです(おい!w)
以下の画像をご覧頂きながら私の今回の巡礼気分にお付き合い頂いたら幸いです。

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