青森周辺漂着ゴミレポート その5(道南編) [地元ネタ]
日本海を北上する対馬海流の一部は津軽海峡で東に入り津軽暖流になります。漂着ゴミがその先どうなっていくのかを見ていきましょう。
①函館市 湯川海水浴場跡地
それなりに漂着ゴミがありましたが自然由来のものがほとんどで中華ものやハングルものは全く見当たりませんでした。ハングルものの飴の包みがありましたが、これは傷み具合から見て観光客が現地で捨てたものだと推察されます。自然ゴミを見た感じでは丹念に整備されてるって感じでもないのでここいらの海を漂っているプラスチックゴミは少ないのでしょうか?
このような看板が立っていたり。
やはり漂着ゴミよりもインバウンド対策の方に力を置いているようです。
おまけです。
道南いさりび鉄道釜谷駅の駅舎が可愛い。
渡島当別駅の駅舎も可愛い。やっぱ北海道は見るとこ多くて良いね。
函館のマンホールのデザインはイカ。
函館山の東側、谷地頭界隈で見かけた「カエルに注意」の標識。
そして谷地頭温泉敷地内に鎮座する例の禍々しいブツ。
函館の海ではあんまりゴミがない印象でしたので津軽海峡を通過するハングルものや中華ものはほとんどないのでは?と思ったのですが、次の訪問地でそうではないことが明らかになります。
②登別市フンペ山周辺
フンペ山を挟んで登別漁港の反対側の海岸。海そのものは大変美しいのですがフンペ山周辺に漂流物が溜まっていました。
何故かハングルものは見当たらず。中華ものばかり。
この中華もの、無駄に可愛いデザインだなw
ヒドイね...。それにしても何故中華ものばかりなんでしょう?インバウンド関係のゴミじゃなさそうだし、津軽暖流に乗って来たものじゃないのなら太平洋側で操業してる中国の漁船があったりするのでしょうか?北海道も津軽海峡以東ともなると太平洋側を南下する千島海流の影響が強いでしょうし(千島海流と太平洋を北上する日本海流がぶつかるのは三陸沖あたり)色々謎です。私の知識が浅いだけなのかも知れませんが。
日本人が現地で出したと思われるゴミも結構目立ってました。登別は大勢の外国人観光客が来る場所ですしキレイにしておかなきゃいけませんよね。外国人を責める前にしなきゃいけないことは日本人もゴミを出さないということです。
おまけです。
なんて魅惑的な名前のソフトなんでしょう!思わずかぶりつきました。
登別駅前におけるシュールな光景。
ということであくまで素人視点のレポではありましたが、今年行った海岸調査の記事はこれにて終了したいと思います。今後も関心が続いたらさらに範囲を拡げて調査を行うかも知れません。
最後に。日本ではストローばかりを悪者にしているようですが漂着プラごみで圧倒的だったのはペットボトルでしたよ。そっちをなんとかしなけりゃ意味ないよ!
①函館市 湯川海水浴場跡地
それなりに漂着ゴミがありましたが自然由来のものがほとんどで中華ものやハングルものは全く見当たりませんでした。ハングルものの飴の包みがありましたが、これは傷み具合から見て観光客が現地で捨てたものだと推察されます。自然ゴミを見た感じでは丹念に整備されてるって感じでもないのでここいらの海を漂っているプラスチックゴミは少ないのでしょうか?
このような看板が立っていたり。
やはり漂着ゴミよりもインバウンド対策の方に力を置いているようです。
おまけです。
道南いさりび鉄道釜谷駅の駅舎が可愛い。
渡島当別駅の駅舎も可愛い。やっぱ北海道は見るとこ多くて良いね。
函館のマンホールのデザインはイカ。
函館山の東側、谷地頭界隈で見かけた「カエルに注意」の標識。
そして谷地頭温泉敷地内に鎮座する例の禍々しいブツ。
函館の海ではあんまりゴミがない印象でしたので津軽海峡を通過するハングルものや中華ものはほとんどないのでは?と思ったのですが、次の訪問地でそうではないことが明らかになります。
②登別市フンペ山周辺
フンペ山を挟んで登別漁港の反対側の海岸。海そのものは大変美しいのですがフンペ山周辺に漂流物が溜まっていました。
何故かハングルものは見当たらず。中華ものばかり。
この中華もの、無駄に可愛いデザインだなw
ヒドイね...。それにしても何故中華ものばかりなんでしょう?インバウンド関係のゴミじゃなさそうだし、津軽暖流に乗って来たものじゃないのなら太平洋側で操業してる中国の漁船があったりするのでしょうか?北海道も津軽海峡以東ともなると太平洋側を南下する千島海流の影響が強いでしょうし(千島海流と太平洋を北上する日本海流がぶつかるのは三陸沖あたり)色々謎です。私の知識が浅いだけなのかも知れませんが。
日本人が現地で出したと思われるゴミも結構目立ってました。登別は大勢の外国人観光客が来る場所ですしキレイにしておかなきゃいけませんよね。外国人を責める前にしなきゃいけないことは日本人もゴミを出さないということです。
おまけです。
なんて魅惑的な名前のソフトなんでしょう!思わずかぶりつきました。
登別駅前におけるシュールな光景。
ということであくまで素人視点のレポではありましたが、今年行った海岸調査の記事はこれにて終了したいと思います。今後も関心が続いたらさらに範囲を拡げて調査を行うかも知れません。
最後に。日本ではストローばかりを悪者にしているようですが漂着プラごみで圧倒的だったのはペットボトルでしたよ。そっちをなんとかしなけりゃ意味ないよ!
青森周辺漂着ゴミレポート その4(西海岸編) [地元ネタ]
前回記事に引き続き青森県日本海側の漂着ゴミの調査報告です。
今回は西海岸を南下し秋田県に入ります。
①鯵ヶ沢海水浴場
いつも泳ぎに行く鯵ヶ沢。さすがにここにはねーだろと思いきや。。。
全体的に整備はされてますが海の底や波打ちぎわにハングルものがちらほらり。ちょっとショックだったなあ。
②深浦町森山海岸
象岩と彼方に見える白神山地。風光明媚な場所です。
お手洗いの掲示がちょっと面白い。
全体的にキレイですがここには中華ものがちょっぴり流れ着いてました。
③秋田県八峰町岩館海水浴場近辺
大間越街道を抜け秋田県に入ります。
漂流物多しです。同じ日本海でも集まりやすいところとそうじゃないところがあるんだろうな。なんとなく海の水が澱んでるようにも思えました。(素人目で見た印象に過ぎないけど。)
これ、大分の池田産業株式会社ってところで作ってる高菜のしょうゆ漬けの袋なんですけど、なんで福沢諭吉の「学問のススメ」なのかというと、大分県中津市が生誕の地だからなんだだそうで。やっぱり大分からやって来たゴミなんですかね?誰が捨てたのか知りませんがまさか秋田まで移動してるとは思わなかったでしょうね。
④秋田県男鹿市五里合海水浴場
ここいら辺の海岸には漂着ゴミは見当たりませんでした。こまめに整備してるんでしょうね。余談ですが男鹿半島の北側の海岸ってたまに北朝鮮の木造船が漂着したりする場所なんですよね。1981年には男鹿脇本事件なる物騒なスパイ事件があったりと。しかしながら漂着ゴミとは違う分野の話なのでここでは詳しく触れません。興味のある方は詳しくお調べになると良いと思います。それにしてもなんて美しいところなんだろう。。。
「海さゴミ捨てる子はいねがー!」
ということで今年の漂着ゴミ調査は秋田の男鹿半島を南端としました。
次は一気に北の大地、いや北の海の道に向かいます。
今回は西海岸を南下し秋田県に入ります。
①鯵ヶ沢海水浴場
いつも泳ぎに行く鯵ヶ沢。さすがにここにはねーだろと思いきや。。。
全体的に整備はされてますが海の底や波打ちぎわにハングルものがちらほらり。ちょっとショックだったなあ。
②深浦町森山海岸
象岩と彼方に見える白神山地。風光明媚な場所です。
お手洗いの掲示がちょっと面白い。
全体的にキレイですがここには中華ものがちょっぴり流れ着いてました。
③秋田県八峰町岩館海水浴場近辺
大間越街道を抜け秋田県に入ります。
漂流物多しです。同じ日本海でも集まりやすいところとそうじゃないところがあるんだろうな。なんとなく海の水が澱んでるようにも思えました。(素人目で見た印象に過ぎないけど。)
これ、大分の池田産業株式会社ってところで作ってる高菜のしょうゆ漬けの袋なんですけど、なんで福沢諭吉の「学問のススメ」なのかというと、大分県中津市が生誕の地だからなんだだそうで。やっぱり大分からやって来たゴミなんですかね?誰が捨てたのか知りませんがまさか秋田まで移動してるとは思わなかったでしょうね。
④秋田県男鹿市五里合海水浴場
ここいら辺の海岸には漂着ゴミは見当たりませんでした。こまめに整備してるんでしょうね。余談ですが男鹿半島の北側の海岸ってたまに北朝鮮の木造船が漂着したりする場所なんですよね。1981年には男鹿脇本事件なる物騒なスパイ事件があったりと。しかしながら漂着ゴミとは違う分野の話なのでここでは詳しく触れません。興味のある方は詳しくお調べになると良いと思います。それにしてもなんて美しいところなんだろう。。。
「海さゴミ捨てる子はいねがー!」
ということで今年の漂着ゴミ調査は秋田の男鹿半島を南端としました。
次は一気に北の大地、いや北の海の道に向かいます。
青森周辺漂着ゴミレポート その3(小泊岬周辺編) [地元ネタ]
小泊岬(中泊町)の北側、竜泊ラインの入り口にある折腰内海水浴場です。キレイに整備されており漂着ゴミはそれほど目立ってません。
ここを調べたのは6月19日。海開きはまだ先なのにこんなに手入れをするなんて感心だなあと思ったのですが、なんでもここは毎年ビーチサッカーの会場になっているらしく、それに向けての整備だったようです。
重機でこさえた砂山の中におそらく大量の漂着ゴミが含まれていると思います。
こんなブツがねw
物珍しさで主に海外産のゴミを取り上げてますが国産のゴミもすごく多いんですよ。
外国とゴミの件でケンカする前にそこを是正しておかないとうまくないです。
おまけ。折腰内海水浴場のすぐ目の前、道の駅こどまり「ポントマリ」にておやつ代わりにミニウニ丼セットを食らうの図。小泊と言えばメバルですが、海岸めぐりしてるうちにどうしてもウニが食いたくなっちゃったんで。
次に小泊岬から十三湖方面に南下し脇元海岸へ向かいます。ここは旧市浦村ですが平成の大合併で五所川原市になっています。
漂流ゴミ以前に海水がよどんでいてなんとなく汚い印象。キャンプ場や海水浴場がある場所なのにこれで良いのだろうか?訪問したのがシーズン前だったからでこれから整備するということなのだろうか?
ちなみにこの場所にはサマーハウスシーサイドというコスパ度の高い海鮮料理を出すお店がありまして、そこのウニ丼もおすすめです。確か2000円もしないんじゃなかったっけか?
汚いのは海水だけじゃなかった。あるわあるわ。漂着ゴミのオンパレード。
国籍とか関係なくずらっと羅列してみます。おいこら韓国!お前んとこの多すぎだぞ。
さすがにゲンナリ。
身も心も疲れてしまったので十三湖でシジミソフトを喰らい帰路に就きました。
五所川原市は市浦を併合して海を得たんだからもう少し考えた方がええ。
ーつづくー
ここを調べたのは6月19日。海開きはまだ先なのにこんなに手入れをするなんて感心だなあと思ったのですが、なんでもここは毎年ビーチサッカーの会場になっているらしく、それに向けての整備だったようです。
重機でこさえた砂山の中におそらく大量の漂着ゴミが含まれていると思います。
こんなブツがねw
物珍しさで主に海外産のゴミを取り上げてますが国産のゴミもすごく多いんですよ。
外国とゴミの件でケンカする前にそこを是正しておかないとうまくないです。
おまけ。折腰内海水浴場のすぐ目の前、道の駅こどまり「ポントマリ」にておやつ代わりにミニウニ丼セットを食らうの図。小泊と言えばメバルですが、海岸めぐりしてるうちにどうしてもウニが食いたくなっちゃったんで。
次に小泊岬から十三湖方面に南下し脇元海岸へ向かいます。ここは旧市浦村ですが平成の大合併で五所川原市になっています。
漂流ゴミ以前に海水がよどんでいてなんとなく汚い印象。キャンプ場や海水浴場がある場所なのにこれで良いのだろうか?訪問したのがシーズン前だったからでこれから整備するということなのだろうか?
ちなみにこの場所にはサマーハウスシーサイドというコスパ度の高い海鮮料理を出すお店がありまして、そこのウニ丼もおすすめです。確か2000円もしないんじゃなかったっけか?
汚いのは海水だけじゃなかった。あるわあるわ。漂着ゴミのオンパレード。
国籍とか関係なくずらっと羅列してみます。おいこら韓国!お前んとこの多すぎだぞ。
さすがにゲンナリ。
身も心も疲れてしまったので十三湖でシジミソフトを喰らい帰路に就きました。
五所川原市は市浦を併合して海を得たんだからもう少し考えた方がええ。
ーつづくー
青森周辺漂着ゴミレポート その2(竜飛岬編) [地元ネタ]
前回の記事の中で漂着ゴミが日本全体の問題になっていることに触れました。特に沖縄あたりは酷いらしいですね。
対馬海流が流れる日本海側だけではなく、日本海流(黒潮)が流れる太平洋側にも漂着していることから、これらのゴミは東シナ海の方角から北上してやってくるみたいですね。
ゴミの国籍を考えると日本の太平洋側を南下する千島海流(親潮)や沿海州から朝鮮半島に向かって流れるリマン海流がもたらしているとは考え難いです。
対馬海流は津軽海峡に差し掛かると津軽暖流として太平洋方面に流れ込みますので、津軽海峡の入り口龍飛岬にも漂着していると考えるのが自然です。
余談ですが、こんなことにならないかいつも心配してたりする。
津軽海峡冬景色「♪ご覧あれが竜飛岬、北のはずれと・・・」
下北の尻屋埼&大間崎「・・・・。俺らを忘れてんの?」
心底どうでもいい話ですけどネ。
ということで本州の日本海側の北端の地をざっと見ていきましょう。
この日は天候がよく北海道の松前半島の西側に渡島大島がはっきり確認出来ました。
日本海側はこんな感じ。なかなかの奇勝です。水平線左側に見えるのは小泊岬。
ではこの下に降りてみましょう。
龍飛崎シーサイドパークから海岸線を歩きます。これは湧き水?
これロシアもんだよね。
国籍は確認出来なかったけど英語表記のもの。
韓国もん。
中国もん。
ヤクルトのバッタもんかよ。
牛乳かな?このデザインは結構好き。
岬の上からだとほとんど気にならないレベルでしたが、やはり海岸の岩場まで歩いてみますといろんなもんが流れ着いてましたねえ。何やらコヤシのような臭いがしたので近づいてみますとマグロの死骸が横たわっていたりもしました。市場に出ればいい値段が付いたと思うんだけどな。余力があったら津軽暖流ルートのゴミをもう少し調べてみたいです。平舘海峡あたりまでね。
ーつづくー
対馬海流が流れる日本海側だけではなく、日本海流(黒潮)が流れる太平洋側にも漂着していることから、これらのゴミは東シナ海の方角から北上してやってくるみたいですね。
ゴミの国籍を考えると日本の太平洋側を南下する千島海流(親潮)や沿海州から朝鮮半島に向かって流れるリマン海流がもたらしているとは考え難いです。
対馬海流は津軽海峡に差し掛かると津軽暖流として太平洋方面に流れ込みますので、津軽海峡の入り口龍飛岬にも漂着していると考えるのが自然です。
余談ですが、こんなことにならないかいつも心配してたりする。
津軽海峡冬景色「♪ご覧あれが竜飛岬、北のはずれと・・・」
下北の尻屋埼&大間崎「・・・・。俺らを忘れてんの?」
心底どうでもいい話ですけどネ。
ということで本州の日本海側の北端の地をざっと見ていきましょう。
この日は天候がよく北海道の松前半島の西側に渡島大島がはっきり確認出来ました。
日本海側はこんな感じ。なかなかの奇勝です。水平線左側に見えるのは小泊岬。
ではこの下に降りてみましょう。
龍飛崎シーサイドパークから海岸線を歩きます。これは湧き水?
これロシアもんだよね。
国籍は確認出来なかったけど英語表記のもの。
韓国もん。
中国もん。
ヤクルトのバッタもんかよ。
牛乳かな?このデザインは結構好き。
岬の上からだとほとんど気にならないレベルでしたが、やはり海岸の岩場まで歩いてみますといろんなもんが流れ着いてましたねえ。何やらコヤシのような臭いがしたので近づいてみますとマグロの死骸が横たわっていたりもしました。市場に出ればいい値段が付いたと思うんだけどな。余力があったら津軽暖流ルートのゴミをもう少し調べてみたいです。平舘海峡あたりまでね。
ーつづくー
新企画 青森周辺漂着ゴミレポート その1(出来島埋没林編) [地元ネタ]
汚い!
何がって私が生息してる津軽の海がさ。
中国語、ハングル、ロシア語とかのペットボトルが海岸に多量に打ち上げられてます。
気づいたきっかけはたまに癒されに行くつがる市木造の七里長浜。
ここの周辺はノハナショウブやニッコウキスゲの群落があるベンゼ湿原や約28000年前のアカマツやエゾマツが拝める出来島最終氷期埋没林があったり、太古の歴史や自然のロマンを感じさせてくれる癒しスポットなんですよ。
なのにゴミまみれなのはいかがなものか?
藩政時代、津軽藩は野呂一族に命じて長年血の滲むような努力で植林し、海風を防ぎ、池沼が多く砂で荒れたこの地に田畑を広げてきた。このままじゃご先祖様にも顔向け出来ないでしょ。ん?でもこれってもしかして七里長浜だけの話じゃないのでは。。。もう少し広範囲に調べてみる必要がありそうだ。
そんな風に思ったものでちょっとムキになって青森や近県の日本海側を中心に現地調査してみました。
今のところ調査済みの地区は以下のとおりです。おいおい更新したりエリアを追加したりしてみたい。
6月2日 出来島埋没林(つがる市)
6月15日 竜飛岬(外ケ浜町三厩)
6月19日 折腰内海水浴場(中泊町)
6月19日 脇元海辺ふれあいゾーン(五所川原市)
7月3日 函館市湯の川海水浴場
7月14日 秋田県八峰町岩館海水浴場
7月14日 深浦町大間越海岸
7月14日 深浦町森山海岸
この記事を見に来た人への一問一答。
Q これらのゴミはどこからきたものなの?
A 専門家じゃないからわかんないけど海外からのブツに関しては付近を航行した船からのものではないのは明らか。なんとなく対馬海流に乗って北上してきたもののように思う。中国大陸や朝鮮半島から来たかもしれないし航行中の船から投棄されたものかもしれない。
Q けしからんな!中韓許すまじ。
A 政治的なメッセージがこの記事の目的じゃないわけでして。水を差すような話だけど日本のゴミが断然多いよ。日本>>>中韓>>>>>ロシア>>マレーシア他アジア諸国といった感じ。隣国のゴミが目立っちゃうのは必然だろな。
Q 見てるだけじゃなくて片付けろよ。
A そうしたい気持ちはなくは無いけど初老の男一匹じゃこの分量は無理。当たり前の話だけど人が集まるビーチとか観光地とかは自治体がキレイにしてるっぽい。
Q で、お前は何がしたいのだ?自己満足かよ。
A そう言われても仕方ない。道徳的政治的側面は心の中に置いておいて、日本の周りの海流が遠くからものを運んでくるという部分のみに着目した。もちろん汚い海よりキレイな海の方がいいよ。そんなんアタリマエ。解決策までは責任もてないよ。
Q 北日本の日本海側だけじゃない。日本中、いや、世界中で問題になってる。マイクロプラスチック汚染とか知っとるけ?
A らしいね。私は環境問題素人だからそういうことに詳しくはないけど、自分の生活している場所周辺の情報を一夜漬けの知識とか解説とか付けずにそのまま載せた方が良心的だと考えた。私が出来るのは目の前の事実の提示まで。
Q 汚染されててる漂着物に触るの危ないよ。
A 危険なものには極力触れないようにはしたけど。。。だから調査物もペットボトルとかが中心になりました。それでもやっぱり危ないかな?今後防護策を考えるかも。
ということで実際に漂流ゴミを見ていきましょう。
出来島海岸ってこんなところです。普段見かけるのは釣り人ばかり。
この辺縄文人も暮らしてたのよね。
出来島最終氷期埋没林の解説。
このところどころ出っ張ってる木が埋没林です。ロマンチック、、、でもないかw
埋没林から砂浜に目を向けるとこの有様です。
近づいてみましょう。危ないものの含まれてますね。この種のゴミは一般人は触れない方が良さそう。
中華グアバジュース。グアバって果物一度も食ったことないけど美味しいのかね?
このペットボトルは韓国のだろうけど。。。
中国語とハングル併記のもある。
裏を見ると浙江省台州市で作ってることが分かる。
何もマヨネーズまで海洋投棄せんでもええっちゅうに!
AMOS International って香港、上海、シンガポールに拠点がある会社らしいけど。海外旅行とか行く人はこういうドリンクにも詳しいのかな?
こんな塩梅のゴミ記事を更新の都度書こうと思ってます。興味のある方のみお付合いいただけたら幸いです。たまにキレイな画像などでお茶を濁したりもしますのでお許しください。
ー続くー
何がって私が生息してる津軽の海がさ。
中国語、ハングル、ロシア語とかのペットボトルが海岸に多量に打ち上げられてます。
気づいたきっかけはたまに癒されに行くつがる市木造の七里長浜。
ここの周辺はノハナショウブやニッコウキスゲの群落があるベンゼ湿原や約28000年前のアカマツやエゾマツが拝める出来島最終氷期埋没林があったり、太古の歴史や自然のロマンを感じさせてくれる癒しスポットなんですよ。
なのにゴミまみれなのはいかがなものか?
藩政時代、津軽藩は野呂一族に命じて長年血の滲むような努力で植林し、海風を防ぎ、池沼が多く砂で荒れたこの地に田畑を広げてきた。このままじゃご先祖様にも顔向け出来ないでしょ。ん?でもこれってもしかして七里長浜だけの話じゃないのでは。。。もう少し広範囲に調べてみる必要がありそうだ。
そんな風に思ったものでちょっとムキになって青森や近県の日本海側を中心に現地調査してみました。
今のところ調査済みの地区は以下のとおりです。おいおい更新したりエリアを追加したりしてみたい。
6月2日 出来島埋没林(つがる市)
6月15日 竜飛岬(外ケ浜町三厩)
6月19日 折腰内海水浴場(中泊町)
6月19日 脇元海辺ふれあいゾーン(五所川原市)
7月3日 函館市湯の川海水浴場
7月14日 秋田県八峰町岩館海水浴場
7月14日 深浦町大間越海岸
7月14日 深浦町森山海岸
この記事を見に来た人への一問一答。
Q これらのゴミはどこからきたものなの?
A 専門家じゃないからわかんないけど海外からのブツに関しては付近を航行した船からのものではないのは明らか。なんとなく対馬海流に乗って北上してきたもののように思う。中国大陸や朝鮮半島から来たかもしれないし航行中の船から投棄されたものかもしれない。
Q けしからんな!中韓許すまじ。
A 政治的なメッセージがこの記事の目的じゃないわけでして。水を差すような話だけど日本のゴミが断然多いよ。日本>>>中韓>>>>>ロシア>>マレーシア他アジア諸国といった感じ。隣国のゴミが目立っちゃうのは必然だろな。
Q 見てるだけじゃなくて片付けろよ。
A そうしたい気持ちはなくは無いけど初老の男一匹じゃこの分量は無理。当たり前の話だけど人が集まるビーチとか観光地とかは自治体がキレイにしてるっぽい。
Q で、お前は何がしたいのだ?自己満足かよ。
A そう言われても仕方ない。道徳的政治的側面は心の中に置いておいて、日本の周りの海流が遠くからものを運んでくるという部分のみに着目した。もちろん汚い海よりキレイな海の方がいいよ。そんなんアタリマエ。解決策までは責任もてないよ。
Q 北日本の日本海側だけじゃない。日本中、いや、世界中で問題になってる。マイクロプラスチック汚染とか知っとるけ?
A らしいね。私は環境問題素人だからそういうことに詳しくはないけど、自分の生活している場所周辺の情報を一夜漬けの知識とか解説とか付けずにそのまま載せた方が良心的だと考えた。私が出来るのは目の前の事実の提示まで。
Q 汚染されててる漂着物に触るの危ないよ。
A 危険なものには極力触れないようにはしたけど。。。だから調査物もペットボトルとかが中心になりました。それでもやっぱり危ないかな?今後防護策を考えるかも。
ということで実際に漂流ゴミを見ていきましょう。
出来島海岸ってこんなところです。普段見かけるのは釣り人ばかり。
この辺縄文人も暮らしてたのよね。
出来島最終氷期埋没林の解説。
このところどころ出っ張ってる木が埋没林です。ロマンチック、、、でもないかw
埋没林から砂浜に目を向けるとこの有様です。
近づいてみましょう。危ないものの含まれてますね。この種のゴミは一般人は触れない方が良さそう。
中華グアバジュース。グアバって果物一度も食ったことないけど美味しいのかね?
このペットボトルは韓国のだろうけど。。。
中国語とハングル併記のもある。
裏を見ると浙江省台州市で作ってることが分かる。
何もマヨネーズまで海洋投棄せんでもええっちゅうに!
AMOS International って香港、上海、シンガポールに拠点がある会社らしいけど。海外旅行とか行く人はこういうドリンクにも詳しいのかな?
こんな塩梅のゴミ記事を更新の都度書こうと思ってます。興味のある方のみお付合いいただけたら幸いです。たまにキレイな画像などでお茶を濁したりもしますのでお許しください。
ー続くー
2018年5月の風景 [地元ネタ]
聖地巡礼 恐山2018春 [地元ネタ]
ここのところ2010年公開のアメリカスペイン合作映画「星の旅人たち」(The Way)を観たせいで「俺も聖地に行かねば」という強迫観念に取り憑かれてました。
この映画はスペインの聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼途中で亡くなった息子の代わりに父親がその旅を引き継ぎ、その道中3人の仲間を得て徐々に固く閉ざした心を開いていくという話なんですが、このようなロードムービーに最初から興味があったわけではありません。
きっかけは最近にわかファンになっていたベログエト (Berrogüetto)の曲がこの映画で使われているのを知ったからです。ベログエトはスペインガリシア地方のトラッドバンドなんですが、2014年にはすでに解散しちゃってたらしいです。いっつも後追いなんですよ、私って。それはとにかく5月に入ると「ベログエトを聴きながら巡礼したい!歩きたい!」という強い思いにかられていました。
どこに行こうかと考えつつ、自分の中の聖地の定義というのを考えてました。聖地というのは元々は宗教との結びつきが強い特別な場所を言いますが、今年取り壊しの決まった普門館も「吹奏楽の聖地」なんて言われてたり、その人の立ち位置で色んな解釈ができるようです。例えば温泉ヲタクなら草津とか鳴子を聖地にしたって構わないわけです。でも今さら温泉地を聖地にすんのもなぁ...私の場合別の視点も加えておかないと。
というわけで、以下の点を含むものを自分の中の聖地にすることにしました。
・生と死が隣り合わせになっていて、生者が死者と出会えるような場所。
・自分のその時の思いや気持ちを土地に預けておき、それを再訪時に見直すことができる場所。
・荒涼とした風景と清浄な風景が同居している場所。
・何らかの宗教が関係している場所。(ただしその限りではない。)
・良質な温泉があり観光も出来る場所。
ざっと自分に関係したことがある土地を思い返してみたんですが、登別、恐山、玉川温泉、川原毛地獄なんてのが浮かびました。自分の思いを預け回収するとなると今後の人生で滅多に行けないような場所だとダメですし、温泉や観光メインだと聖地巡礼とは言えないし、今回は月並みではありますが恐山を巡礼先にすることにしました。
今後聖地巡礼シリーズを書くとしても温泉ネタに触れることは極力我慢したいと思います。実は恐山は去年の秋に行ったばかりなんですけどね。ブログにもちょくちょく書いてるし。取り上げておいてなんですが今回恐山についてあらためて特筆することは何もないです(おい!w)
以下の画像をご覧頂きながら私の今回の巡礼気分にお付き合い頂いたら幸いです。
この映画はスペインの聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼途中で亡くなった息子の代わりに父親がその旅を引き継ぎ、その道中3人の仲間を得て徐々に固く閉ざした心を開いていくという話なんですが、このようなロードムービーに最初から興味があったわけではありません。
きっかけは最近にわかファンになっていたベログエト (Berrogüetto)の曲がこの映画で使われているのを知ったからです。ベログエトはスペインガリシア地方のトラッドバンドなんですが、2014年にはすでに解散しちゃってたらしいです。いっつも後追いなんですよ、私って。それはとにかく5月に入ると「ベログエトを聴きながら巡礼したい!歩きたい!」という強い思いにかられていました。
どこに行こうかと考えつつ、自分の中の聖地の定義というのを考えてました。聖地というのは元々は宗教との結びつきが強い特別な場所を言いますが、今年取り壊しの決まった普門館も「吹奏楽の聖地」なんて言われてたり、その人の立ち位置で色んな解釈ができるようです。例えば温泉ヲタクなら草津とか鳴子を聖地にしたって構わないわけです。でも今さら温泉地を聖地にすんのもなぁ...私の場合別の視点も加えておかないと。
というわけで、以下の点を含むものを自分の中の聖地にすることにしました。
・生と死が隣り合わせになっていて、生者が死者と出会えるような場所。
・自分のその時の思いや気持ちを土地に預けておき、それを再訪時に見直すことができる場所。
・荒涼とした風景と清浄な風景が同居している場所。
・何らかの宗教が関係している場所。(ただしその限りではない。)
・良質な温泉があり観光も出来る場所。
ざっと自分に関係したことがある土地を思い返してみたんですが、登別、恐山、玉川温泉、川原毛地獄なんてのが浮かびました。自分の思いを預け回収するとなると今後の人生で滅多に行けないような場所だとダメですし、温泉や観光メインだと聖地巡礼とは言えないし、今回は月並みではありますが恐山を巡礼先にすることにしました。
今後聖地巡礼シリーズを書くとしても温泉ネタに触れることは極力我慢したいと思います。実は恐山は去年の秋に行ったばかりなんですけどね。ブログにもちょくちょく書いてるし。取り上げておいてなんですが今回恐山についてあらためて特筆することは何もないです(おい!w)
以下の画像をご覧頂きながら私の今回の巡礼気分にお付き合い頂いたら幸いです。
今田和子「庄内農婦」 [地元ネタ]
現在酸ヶ湯湯治部三号館ギャラリーにおきまして、今田和子作陶展が開催されています。今田(こんだ)和子さんは山形県鶴岡市旧藤島地区出身。退職後千葉県に工房を設立し、農業をしていた作者の母親をモデルに陶芸作品群「庄内農婦」を制作されている方です。この今田和子さんのことをググってみますと、「酸ヶ湯の15年来のファンの今田和子さん」という記事がヒットするんですが、もしかして同じ方なのでしょうか?「庄内農婦」は地元山形での展示が多いようですが、酸ヶ湯との縁で特別に展示されたということなんでしょうかね。特に撮影禁止の表示はありませんでしたので、いくつか作品をご紹介したいと思いますが、何か問題があるようでしたら本ブログまでご連絡ください。
母親への思い。
一粒の米の大切さ。
制作工程。
そしてこれが庄内農婦です。どうです?可愛らしいでしょ?
母親への思い。
一粒の米の大切さ。
制作工程。
そしてこれが庄内農婦です。どうです?可愛らしいでしょ?