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PowerBookG3にLubuntuを入れてみる(導入編) [シュミなお話]

先般EeePC701SDにUbuntuを入れたのに味をしめ、今度は西暦2000年発売の老兵PowerBookG3(Pismo)にLubuntuを入れてみました。「PowerBookG3 Pismo最終強化す」の巻以降、今ひとつこのMacには役割を与えることが出来ず今日に至ってました。しかしこの機種には個人的に非常に愛着がありまして、ちょっとやそっとじゃ引退させる気にはなれなかったのです。「出来ないことは割り切りつつメンテしながら末永く使いたい。ならばLinuxではどうか?」と思いたち今般インスコに至った次第です。結論からいいますと現在PismoでのLinux活用は非常に多難な道を歩んでおります。ですけど、なんだか楽しいですw(こどもおとなですのでね。)

ちなみに今のウチのPismoのスペックはこんな感じです。
CPU:PPCG3、400Mhz
メモリ:1G
HD:IDE120G
MacOS10.3.9
光学ドライブ:スーパードライブに換装済み
最新のUbuntu系を入れるにはちょっとキツそうですなw

PPCのMacで動くディストリはいくつかあるようですが、どれも入れるのには苦労しそうです。何せ私はLinuxに関しては全くのビギナー(つうかぱそこん自体あんまり詳しくない)ですもんで、スキル的にインスコ段階で挫折しそうなもんは却下です。単純にUbuntu系で探しましたところ、こちらにてPPCで動くLubuntuを発見。lubuntu-12.10-desktop-powerpc.isoをダウソしDVDに焼きます。 (今時のLubuntuは寸の関係でCDROMには入りませぬ。あ、念のため確認ですがDVDにはファイルのコピーじゃなくて起動ディスクの作成=ISOイメージの書き込みです。Macな方はディクユーティリティーでやれば良いでしょう。あと古参の方はご存知でしょうがPismoはUSBポートからブート出来ません。しかも搭載されてるのは今は懐かしきUSB1.1。ウチの場合PCカードスロットにUSB2.0カードを刺してますが電力の関係かすごく不安定です。)

optionキー(もしくはcキー)を押してさっき焼いたDVDからPismoを起動。するとMacさんにするかペンギンさんにするか選ぶ画面になりますのでペンギンさんを選びます。
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LubuntuLive版が立ち上がります。これが恐ろしいほどに時間がかかります。途中でbootを求める行がありますが、そこは迷わずreturn。
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Pismoが400Mhzの脳味噌で考えてるところ。ここは待ちましょう。
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途中画像が乱れたりブラックアウトっぽい所作がありますが、焦らずコーヒーを飲みながら待ってますとやっとのことでLubuntuのデスクトップが現れます。インスコ用のアイコンが左上にありますのでとっととクリック。インストールに取りかかります。
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日本語を選択し次へ。
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ここでプチ挫折。なんとディスク容量が足りないとな。んなワきゃねえべとディスクアプリを開いてみましたところ、どうやら内蔵HDDがマウントされてないようです。それとwifiからインターネットにつながりません。そういや第二世代のAirmacExpressにルータを新調した際にPismoだけWAPキーが使えずガッカリしたという記憶が。内蔵AirMacカードが古過ぎるのかね?悩んでてもしょうがないので、内蔵HDD(MacOS入り)はほっといてFirewire対応外付けHDDにインスコすることにしました。で、ネットの方は取りあえずLANポートから有線で。コードの抜き差しがめんどくさく気持ちが折れそうになりますが、ここは諦めずに続行。
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なんとかインスコを終了させ萌えるデスクトップにしたのがコレです。ミサ様はPismo上でも美しい。Firewire外付けHDDからの起動で3分以上かかかりますw ご多分に漏れずデスクトップの操作はイヨ〜にもっさりw(「使えないことはない」と「使いもんにならない」の境界線あたり。そこの基準は人に寄りますけどね。)
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するとなんとさっきまで見えなかった内蔵HDDをちゃんと認識してるではないですか?どういうこっちゃ???
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その後「こまけえことはいいんだよ。さっさと使えるようにすんべ。」と勇猛果敢にいきましたがそうは問屋がおろさなかった(アタリマエだ)、その辺の話しは後編(活用編)にて書きたいと思います。
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