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CX90年代深夜枠最強伝説 [思い出ネタ]

前回の記事で「昔CXで「音楽の正体」という番組があったが、それと同様、いやそれ以上に(scholaは)資料的価値の高い番組だと思う。」というようなことを書いたが、番組コンセプトの異なる「schola」と「音楽の正体」とを勝手に対峙させた上「それ以上の番組」と一方的に決めつけてしまうのはいかがなものかと反省したりもした。昔のフジの深夜番組はそれだけ凄かったのだ。今では考えられない。この「音楽の正体」に関しては現在youtubeで視聴可能なので、どんな番組か興味のある方は是非ちらからご覧頂きたい。youtubeを観ながら「こんなおもろい番組なのになんで録画しなかったんだろ?」と回想したところ、どうやら当時の私は近藤サトアナがあんまり好みじゃなかったかららしい。なんとももったない話である。「音楽の正体」以外で特に印象に残っているのは「文學トイフコト」「マエストロ」の二本だった。

「文學トイフコト」は日本文学の予告編映像というコンセプトの番組。私はこの番組ですっかり緒川たまき、井出薫ファンになってしまった。いやはやなんとも日本情緒豊かかつ艶かしい番組だった。番組の挿入曲として原田知世が歌う「t'en vas pas(彼と彼女のソネット)」カバーが素晴らしく、この曲の収録されているアルバム「カコ」は現在に至るまで私の愛聴盤である。その後、井出薫嬢は番組ディレクターの片岡Kと結婚。思わず壁を殴ってしまった思い出がある。


「マエストロ」は西村雅彦演ずる指揮者が主役の名曲紹介番組。といってもドラマ仕立てだったが。コンマス役は小木茂光、演奏は早稲田大学交響楽団など。取り上げられたテーマは、マーラー、チャイコ、ベト、サティ、ドヴォ、ブル、ワグネル、ドビュッシー、リヒャ、ストラヴィンスキー、ヴェルディ、プッチーニ、ビゼー、シューベルト、ラフマニ、メンデルスゾーン、ラヴェル、ブラ、モツ、そして最後にマエストロ=指揮者。ドラマはリハーサル風景を中心に展開したが、西村雅彦の無茶振りのタクトがなかなか抱腹絶倒であり毎回苦笑いしながら観ていた。

なんとかDVD出してくれませんかね?この3つの作品。







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