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尾上ぐらしのアリエッティ [音楽ネタ]

私は偏屈男なのでジブリ作品をあまり好んでおらず、以前「アニメ版ナウシカは原作ラストでリメイクせよ」の巻においてこのような意見を述べていた。

正直私はジブリ作品が苦手だ。どんなにリアルに自然や人々の生活を描こうが何故か心には響いてこない。全くよその世界に思えて仕方なく感じる。どんなにトンデモ設定な作品でも自分の生き方と照らしあわせて共感が持てる部分がある作品は良作だと思う。これがジブリ作品の場合だと何故か「ぜ、ぜったい影響なんかされないんだからね!」と身構えてしまう。この感情がどこから来るのか分からなかったが、要はジブリ作品から鼻持ちならぬ優等生的なもの、あるいは不自然な純粋さといったものを感じてしまい、素直に受け入れられなかったのだと思う。私は多分人気者のクラスメートというタイプが苦手なのだと思う。皆が認めるものは時に人を傷つける。

今もこのような意見を持っているのか?と問われると困ってしまう。「ゲド戦記」、「崖の上のポニョ」などの近作を未だ鑑賞しておらず、論評する資格がないからである。要するに最近の作品に関して言えば、単に喰わず嫌いなだけであり、もしかしたら前言を撤回する可能性だってある。今公開されている「借りぐらしのアリエッティ」も観ていない。ネットでの評判を観ると「人間に見られてはいけない」のコピーをもじって「人間に見られてはいけないのはこの映画」という酷いレビューもあって、どうも劇場に足を運ぶ気にはなれないでいる。(仮面ライダーWの劇場版は喜んで観に行ったくせに)映画にはあまり関心が湧かないが、セシル・コルベルの歌う主題曲「Arrietty's Song」だけはどうも気になっていた。私は上野洋子ファンである関係でケルト音楽に関心があるからである。セシル・コルベルの歌う日本語の歌詞は滑舌が悪い。歌詞カードを見なければ良く聴き取れない。「いっそ英語で歌えばいいのに」とさえ思ってしまう。ジブリへの反骨もあってしばらくこの歌のことは忘れていた。ある人物のカバー版を聴くまでは!

先日たまたまYOUTUBEで見つけたカバーがこれ。上手い!!

はっきり言って原曲よりこっちの方がずっと好きだ!しかも歌っている人(謎の人物K女史)は物語に登場する建物のモデルである盛美園の近くに住んでいたという。ニコニコ動画では結構知られている歌手みたいだけど、そっかー、尾上の人なのかぁー。応援シマス。

追記:

セシル・コルベルの「Kari-gurashi~借りぐらし~」というイメージ歌集アルバムの中に「Arrietty's Song」の英語バージョンが収録されていることを知った。ちょっと気になったので劇場版OSTとこのイメージアルバムを試聴してみたが、両者ともかなりクォリティが高いようである。明日ツタヤで借りてこようかな。。。映画も観に行けって?べ、別にツタヤでもいいんだからね!




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